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木彫ノミの製造工程

公開日: 2022.07.15

今回は弊社の主力商品の木彫ノミの製造工程を画像と共に順に紹介していこうと思います。

ただ、諸事情により画像がない工程もあります。ご理解のほどよろしくお願いします。

工程の順は大まかに分けると下記のようになります。

火造り⇒焼鈍炉⇒研磨(グラインダー)⇒研磨(ペーパー)⇒焼入れ⇒焼き戻し⇒仕上げ⇒刃付け⇒柄付け(木工屋さん)

それぞれの工程で細かく作業がありますが、そこは今回省かせて頂きます。

火造り

以前のブログ『衰退する打ち刃物業界でなぜ河清刃物は生き残ってこれたのか⁉』でも話したんですが弊社は鍛造材を使用しているため、火造りはノミの成形作りと言うよりは伸ばしたり、丸ノミの型を入れるなどの作業になります。

焼鈍炉

火造りしたノミを温度を上げて保持した後にゆっくりと温度を下げて残留応力を取り除き、組織を均一にさせる炉に入れます。

研磨

研磨作業は上記にも書いたように、二種類あります。

まずは画像にあるグラインダーによる研磨作業です。

グラウンダー作業では刃の幅を決めたり、刃の厚みを決めたり、ノミの形の荒削りをしたりします。

次の工程のペーパー作業ではグラインダー作業で削った粗い目をとっていきます。

焼き入れ

焼入れは簡単に言うと鋼を硬くする作業です。

焼入れ温度は電気で管理しているため正確です。

ノミは白紙鋼なので約800℃前後で入れます。

焼入れ時間はノミのサイズによって違います。

焼き戻し

焼入れによって鋼は硬くなりますが、そのままではもろく、割れなどが生じやすい状態です。

焼き戻しは焼き入れ作業からさらに加熱して硬さを調整しながら、粘りや強靭性を高める作業です。

この作業によって、粘り気のあるしなやかな鋼のノミになります。

仕上げ

刃付けをする前に鋼の部分を磨く作業になります。

あと、焼入れによって張ってしまったものを真っすぐに直す作業もこの時に行います。

刃付け

画像の刃付け作業は荒研ぎです。

刃付けの工程は基本的に「荒研ぎ」「中砥」「仕上げ」の3工程で行います。

この後に、木工屋さんに出して柄を入れてもらって完成となります。

以上が、木彫ノミの製造工程になります。

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