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彫刻刀の製造工程

公開日: 2022.09.02

前回の投稿に引き続き、今回はも製造工程を画像と紹介していこうと思います。

今回は彫刻刀の製造工程になります。

今回も諸事情により画像がない工程もあります。ご理解のほどよろしくお願いします。

工程の順は大まかに分けると下記のようになります。

型入れ⇒研磨(グラインダー)⇒研磨(ペーパー)⇒焼入れ⇒焼き戻し⇒仕上げ⇒刃付け⇒柄付け(木工屋さん)

それぞれの工程で細かく作業がありますが、そこは今回省かせて頂きます。

型入れ

以前のブログ『衰退する打ち刃物業界でなぜ河清刃物は生き残ってこれたのか⁉』でも話したんですが弊社の彫刻刀は複合材を使用しているため、鋼付けはせず、製作したいサイズの幅に切断した複合材に型入れる作業を行います。

研磨

研磨作業は上記にも書いたように、二種類あります。

まずは画像にあるグラインダーによる研磨作業です。

グラウンダー作業では刃の幅を決めたり、鋼の方を磨いたり、柄に入る部分(コミ)の成形を行います。

次の工程のペーパー作業では彫刻刀の鋼じゃない方(軟鉄)のほうの研磨を行います。

焼き入れ

焼入れは簡単に言うと鋼を硬くする作業です。

焼入れ温度は電気で管理しているため正確です。

弊社の彫刻刀は青紙スーパー鋼なので約830℃前後で入れます。

焼入れ時間はサイズによって違います。

焼き戻し

焼入れによって鋼は硬くなりますが、そのままではもろく、割れなどが生じやすい状態です。

焼き戻しは焼き入れ作業からさらに加熱して硬さを調整しながら、粘りや強靭性を高める作業です。

この作業によって、粘り気のあるしなやかな鋼の彫刻刀になります。

仕上げ

刃付けをする前に鋼の部分を磨く作業になります。

あと、焼入れによって張ってしまったものを真っすぐに直す作業もこの時に行います。

刃付け

荒研ぎ
中砥

画像の刃付け作業は荒研ぎです。

刃付けの工程は基本的に「荒研ぎ」「中砥」「仕上げ」の3工程で行います。

この後に、木工屋さんに出して柄を入れてもらって完成となります。

以上が、彫刻刀の製造工程になります。

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