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木彫ノミの種類やサイズ、選び方について

公開日: 2021.05.20

彫刻刀は小学生の時に版画で使ったことがあるという人も多いと思いますが、それに比べて木彫ノミは使ったことはもちろん触ったこともないという方も多いと思います。

そこで今回は木彫ノミのことをよく知らない方のために「木彫ノミの種類やサイズ、選び方」についてお話ししようと思います。

木彫ノミのサイズ(刃幅)について

木彫ノミのサイズ(刃幅)はほとんど彫刻刀と同じです。ですが、彫刻刀だと弊社も含めて多くのメーカーが1.5㎜間隔で24㎜までのラインナップであるのに対して、木彫ノミの場合は下記の弊社定番サイズ表でも分かるように3㎜間隔で42㎜までとなっています。

ちなみに24㎜以上は6㎜間隔になっております。知らない方も多いと思いますので補足しておきます。

また、彫刻刀もそうですが種類によって製作できないサイズもあります。(上記表参照)

もし4.5㎜とか7.5㎜、10.5㎜など1.5㎜間隔の木彫ノミが欲しい場合は弊社では受注生産ということになります。

木彫ノミの種類について

種類ついてもほとんど彫刻刀と同じですが、彫刻刀に比べて木彫ノミの種類の方が少し少ないです。

ただ、表にないもので受注生産できる物、例えば浅丸曲や極浅丸などもありますのでその際はお気軽にご相談ください。

木彫ノミの選び方

「木彫ノミは鋼の硬さと厚みのバランスで選ぼう」の記事でも書きましたが、木彫ノミは切れ味だけで選んではいけません。

なぜかと言うと、「切れ味の良い硬い鋼=欠けやすい」からです。

では、どんな木彫ノミを選べば良いかと言いますと、まず一番に欠けにくい鋼を使用しているものを選んでください。

基本的に木彫ノミは叩いて使います。また追入ノミに比べ木彫ノミのほうが薄く作られているため、硬い鋼を使用している木彫ノミはどうしても欠けやすくなってしまうのです。
ですので、切れ味ももちろん大事なんですが、まずは欠けにくい鋼を使用している物を選んでいただくと良いかと思います。

次に切れ味の持続性が良く研ぎやすいいもの。研ぎやすさは鋼の硬さにも関わってくることでもあります。

この理由は、木彫ノミは研ぐのが大変だということです。何故研ぐのが大変かと言うと、木彫ノミは彫刻刀よりも厚くなっているため新しい刃が付くまでに研ぐ時間がかかるからです。

そうなると弊社がお勧めするのは「白紙」を使用している木彫ノミになります。

切れ味の持続性に関して白紙は少し物足りなさを感じるかもしれませんが、欠けにくく研ぎやすいというのが最大の特徴です。

弊社の木彫ノミはこの白紙を使用したものになります。白紙を使用している木彫ノミは全国的にも主流になっていますが、弊社の木彫ノミは他社のものと比べ、厚みを薄くすることで切れ味も良くなっています。

まとめ

今回は木彫ノミのお話をしてきましたが、使い方や使う時の工程(仕上げではなく荒削りで使うから)の違いにより、彫刻刀とは種類やサイズ、選び方の基準が違います。

サイズ(刃幅)や種類のことで気になることがありましたらご気軽にご相談ください。

受注生産も納期はかかると思いますが承っております。

弊社の木彫ノミは決して安いものではありませんが、「使いやすい」物だと思っております。ぜひ一度お試しいただければと思います。

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