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おうち時間に木彫りを始める方へ、彫刻刀の種類とサイズ、その選び方

公開日: 2020.08.11

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、外出自粛要請が出た頃から「おうち時間」という言葉を耳にするようになりましたが、そのおうち時間を有意義に過ごすため「家でできる趣味」ということで、彫刻刀を使った趣味に挑戦してみようかなという人もいらっしゃるかと思います。

ただ、彫刻刀は種類(丸刀、平刀、三角刀など)、サイズ(刃の幅)を合わせると何百種類になるので、これから始める方は何を揃えればいいのか分からないという方が多いと思います。

そこで今回は「おうち時間に木彫りを始める方へ、彫刻刀の種類とサイズ、その選び方」をお話しさせて頂きます。

彫刻刀の種類とサイズ

まず始めに主な彫刻刀の種類とサイズを説明していきます。

種類の名称やサイズの違いはメーカーによって多少ありますが、上の表を見て頂ければわかるように種類は12種類、サイズは12㎜までは1.5㎜間隔で、それ以上のサイズは3㎜間隔であります。

※表に記載してあるもの以外にも種類はありますが、始めからそれらを使うことはないので今回は記載しませんでした。

まず始めは定番の種類とサイズから

種類とサイズがわかったら次はどの種類の、どのサイズを、何本揃えれば、木彫りが始められるかになります。

何を彫るかによって種類もサイズも変わってきますが、本数はどんな彫り物でも5本あれば十分だと思います。

では、次に種類とサイズは何を5本選べばいいのかというと、見出しでも書いたようにまずは定番を選んで頂けると良いと思います。

弊社がお勧めする定番の種類とサイズは下記の5本になります。

  • 丸刀 3㎜
  • 丸刀 6㎜
  • 平刀 6㎜
  • 印刀 6㎜
  • 三角刀4.5㎜

この5本があればお家で一番彫り物をしやすい木版画や消しゴム判子などができます。

因みに、弊社の「版画刀5本組」(下記の写真)にもこの5本が入っています。

他に例を挙げると、弊社お客様の仏像教室さんでは一番初めに下記の10本を揃えています。

  • 丸刀 6㎜
  • 丸刀 9㎜
  • 平刀 6㎜
  • 平刀 9㎜
  • 印刀 4.5㎜
  • 印刀 9㎜
  • 印刀 15㎜
  • 三角刀3㎜
  • 三角刀6㎜
  • 浅丸刀9㎜

10本だとさすがに多いなと思う方はこの中から5本選ぶ感じで良いと思います。

よく売っているセット商品だと、使わない種類やサイズの彫刻刀が入っていることがあると思いますが、弊社のオンラインショップや展示会で販売している「彫刻刀よりどり5本セット 道具袋付」(下記の写真)は自分で好きな種類、サイズを5本選ぶことができます。価格も普通に5本買うよりもお得になっております。

※一部選べない種類もございます。

まとめ

木彫りを始めたいけど、どの種類やサイズを選んでいいか分からず先に進めていない方は今回の記事を参考にして頂ければ幸いです。

そして、彫り物を始めて最初に揃えた道具だけでは足りなくなってきたら、必要な種類やサイズを買い足してもらえれば良いと思います。

今、コロナウィルスの影響で家で過ごす時間が増えていると思います。木彫りは家でできる楽しいものです。お子さんと一緒に楽しむこともできます。お子さんに刃物の使い方を教えられます。

あと、木を彫るのはストレス発散にもなりますよ(笑)

この記事で紹介した弊社の2つの商品「版画刀5本組」「彫刻刀よりどり5本セット 道具袋付」は弊社オンラインショップで販売しておりますので興味のある方は是非覗いてみてください。

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